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お葬式の費用を安く抑えるコツを葬儀屋が暴露!互助会はもう必要ない!

こんにちは!

お葬式の費用はバカ高い!
葬儀に掛けるお金は無駄!

私もそう思います。葬儀屋ですけどね!

だって…亡くなってしまってから
葬儀にお金をかけるより、亡くなる前に使ってあげたほうが
よっぽど親孝行だし
無理して見栄を張って、葬儀代が払えなくてローンで支払うとか
生活が苦しくなるなんて。。

あなたの大切な人が、望んでいると思いますか?

もし、私なら別に立派な葬儀をして貰わなくても
子供や孫が毎日想ってくれればそれで満足だし
葬儀代の為に、子供たちが大変な思いをするのなんて絶対に嫌!

もちろん、お金持ちなら別です!
資産があるなら、お寺や社会に還元したほうが経済回るんだし
葬儀にお金使っても問題なし。

今回は、葬儀屋の私が
どうやったら葬儀の費用を安く抑えられるのか?
そのコツとテクニックをバラしてしまいます!

参考にどうぞ!

お葬式の費用を安く抑えるコツ

お葬式の費用を安く抑えるコツはいくつかありますが…

  • お葬式の仲介業者を利用する
  • 地域の葬儀屋の見積りを比較する

大きくこの2つの方法が確実です。

葬儀業界の現状

葬儀屋の内部事情をぶっちゃけてしまいます。

ハッキリ言って今、葬儀業界は価格破壊が起こっています。
これまで、葬儀って必要な物の価格が分かりにくかったと思いませんか?

おまけに、消費者にとっては「葬式」だから
亡くなることを前提に葬儀屋さんに見積りを貰うとか
値下げを交渉するとか。。できにくい状況だったんです。

でも、もうそんな時代は終わりました。

葬儀社がきちんと金額を提示しないと
消費者は納得しなくなっています。

正直に言うと、20年程前まで葬儀屋は殿様商売でかなりの利益を上げていたのですが、
そこに目を付けた異業種の経営者がどんどん葬儀業界に参入。

その影響で、葬儀の価格は落ち込み
おまけに、ネットを使った仲介業者まで参入してきてしまったので
葬式の費用は暴落してしまいました。

更に、家族葬だの直葬だの1日葬だの
葬儀費用を安く抑える為の葬儀の形を、仲介業者がいろいろ提案したので
葬儀業界は厳しい経営状況を強いられています。

葬儀仲介業社とは?

私も葬儀屋の端くれなので、仲介業者が嫌いです。

何故かというと、お客様からの電話だけで
葬儀の依頼を受け、あとは「提携している葬儀屋に丸投げ」というシステムだからです。

お客さんの中には、仲介業者のことを葬儀屋だと勘違いしている方もいます。

違いますよ!
ただの丸投げです。電話で依頼するだけ。
そして仕事を請け負った葬儀屋から、仲介手数料を貰うんです。

葬儀屋にとっては手数料を取られるうえに
本来の価格帯より、かなり低い価格で葬儀を請け負っています。

それが嫌なら、仲介業者と提携を結ばなければ良いのですが…
1件でも多く仕事を受注したいが為に、提携している葬儀社が多いのです。

葬儀の仲介業者を利用するメリット

嫌いなのに、なぜ筆者が仲介業者を紹介するのか?
不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。

葬儀屋としては、嫌いだけど
消費者目線に立ったとき、便利なシステムだし
葬儀の費用を安く抑えることが出来るのは間違いないからです。

葬儀の費用を安く抑えようと思えば
複数の葬儀社をあたり、比較検討しなくては始まりません。

でも、複数の葬儀社で見積を貰って比較するなんて
そんなに時間はかけられない!

それをネットで素早く可能にしてくれるのが
葬儀の仲介業者です。

葬儀の費用を出来るだけ抑えたい気持ちは、みんな同じ。

もちろん、初めから低価格で提供している良心的な葬儀屋さんや
地域の顧客を大事にしている葬儀社は、提携せずに地道に頑張っているので
仲介業者に依頼せず、地域密着型の良い葬儀屋さんを探す方法も紹介しますね!

という訳で、葬儀の費用を安く抑えるコツ
葬儀の仲介業者を利用するか
地域密着型の良心的な葬儀社を探すか

このどちらかがだということです。

お葬式の仲介業者を利用する

葬儀の仲介業者といっても、実は沢山存在しているので
どの業者を選んだらいいのか?悩む方も多いと思います。

自分や故人が住んでいる地域、家族の状況などで違いますので
その辺りを十分に考慮して選択してください。

もちろん、利用料は無料です。
だって、手数料は依頼を受けた葬儀社から支払われるシステムだから!

ネットや電話だけで完結するのもポイントが高いですよね!

  • 「お葬式のむすびす」
  • 「葬儀レビ」
  • 「いい葬儀」
  • 「やさしいお葬式」

「お葬式のむすびす」の特徴

「むすびす株式会社」

所在地:東京都江戸川区西葛西6-12-16
創業:2002年10月
対応葬儀 :火葬式 / 家族葬 / 一般葬 / 社葬・お別れ会
対応宗教・宗派:在来仏教 / 神道(神葬祭) / キリスト教 / 創価学会(友人葬) / 無宗教
こだわり条件:自社斎場あり / 安置施設あり / 生前予約 / 散骨対応 / カード決済
見積もり方法:メール / FAX / 郵送
お支払い方法:請求書到着後、1週間以内のお振込

「お葬式のむすびす」は葬儀の仲介業者ではなく葬儀社です。

エンディングプランナーを自社で育成していて
葬儀プロデュースから、葬儀の施行運営までを行っています。

むすびす(株)は若い企業ですが
「100人いれば100通りのお葬式」を信条に
「命をむすぶお手伝い」をしている葬儀社。

設立当初から、ITやIoTを積極的に活用し業界全体の改革も推進しています。

「お葬式のむすびす」では、まず、ご遺族にインタビューを行い、
故人様の人生を送るにふさわしい葬儀プランの提案をしてくれます。

ご遺族に納得して頂いたうえで、葬儀の施行までを行う
セレモニーのプロ集団です。

明朗会計でかつ高品質のサービスを求める方にお勧めです。

お葬式のむすびすは、残念ながら1都3県のみ対応。

東京、千葉、埼玉、神奈川在住の方で
首都圏で葬儀を行う方には最適のサービスだと思います。

お葬式のむすびすに相談する葬儀式場の新規申込

「葬儀レビ」の特徴

全国約400社の葬儀社と提携していて、最大10社まで無料で見積が可能。
一括見積依頼フォームに入力して送信するだけで
一番安い葬儀社が見つかります。

入力は1分、24時間365日対応。
最短で10分で悩み解決。

一番いいのは、自宅の近くにある斎場に行き
見積りを取ることなのですが…

それが厳しいケースも想定されます。
例えば、葬儀を行う地域が離れている
仕事が忙しく、時間を作れないなどです。

わざわざいろんな葬儀社に足を運ぶのは面倒だし、大変ですよね!

葬儀社に出向く時間が省けけて、ネットだけで比較検討できるのが
「葬儀レビ」のメリット。それも最大10社までとはさすが!

全国対応なので、自分達が住んでいるエリア以外で葬儀を行いたい場合には
非常に助かるシステムです。

【葬儀レビ】全国資料一括請求

「いい葬儀」の特徴



「いい葬儀」は創業33年の経験で
人数と予算に合わせて対応できる自宅の近くの葬儀社を
無料ですぐに紹介してくれます。

こちらも24時間365日即日対応。

「いい葬儀」の最大のメリットは
会員に入会すると特典が受けられることです。

あらかじめ入会費・年会費無料の会員に登録しておくと
オリジナル特典(例:葬儀費用10%OFFなど)
およびamazonギフトカード最大3万円分のプレゼントが貰えるのは魅力的です。

すでに亡くなっていて、葬儀を依頼したい場合は対象外ですので
早めに相談しておくのがお勧めです。

いい葬儀

「やさしいお葬式」の特徴

やさしいお葬式の一番のメリットは98,000円からのプランが用意されていること。
1級葬祭ディレクター監修の、必要な物だけに絞った明朗価格の葬儀プランを実現しています。

不要なコストを一切排除して、シンプルに必要なものだけを提案。

もちろん、全国24時間365日対応。
全国の3,000箇所の斎場が使用可能。

更に、東京都内の場合は直営店での葬儀も可能です。

お客様満足度は97%
葬儀後の相続や事業承継、遺品整理、不動産売却などのアフターフォローもバッチリ!

こちらも事前相談で会員登録を行うと
通常価格から¥20,000の割引が受けられます。

最もシンプルなプランは
葬儀屋から見ても、ありえない価格だと思います。

とにかく、事前に相談しておくことが
葬儀費用を安く抑えるうえで、一番大切なことなのです。

年配の方は、縁起が悪いという意見も多いのですが
突然その時を迎え、慌てて混乱してしまう遺族も多いんですよ!

葬儀は大きな金額が必要となりますし
家族にとっては、大切な方の人生の締めくくりのセレモニーです。

その人に合った見送りの形があるはずですし
納得できる葬儀を行うと
遺された家族も穏やかな気持ちで見送ることが出来ます。

もっと早く準備しておけば良かったと後悔する前に
ぜひ、一度相談してみて下さい。

地域の葬儀屋の見積りを比較する

葬儀費用の安さだけを求めるなら
圧倒的に、この記事で紹介した仲介業者を通したほうが有利です。

なぜなら、葬儀社独自で提供しているプランより
仲介業者が提示しているプランの方が安いから!

葬儀社側としては、利益が少なくなりますが
薄利多売方式で数をこなし、リピーターになって貰えばいいわけです。

しかし、安かろう悪かろうでは納得できないという方には
近くの葬儀社に直接出向いて、複数の葬儀社から見積りを貰うことをお勧めします。

ネットの相談なら、一括で複数の葬儀社の見積りが可能なのですが
実際に会館に行ってみて、自分の目で見て直接話を聞くのが一番確実です。

出来れば、葬儀を行った知り合いに話しを聞いて
葬儀社の評判や、掛かった金額をチェックしておくのがいいのですが
葬儀に掛かった費用は、なかなか聞きづらいですよね。。

葬儀社の社員と会って、話しを聞けば
その葬儀社の雰囲気が分かります。

最近は、明瞭な価格設定を行っている葬儀社がほとんどなので
疑問に感じることは、率直に聞いて構いません。

お客様の疑問や不安に対して
丁寧に相談に乗ってくれる葬儀社や
話しをしっかりと聞いてくれる葬儀社は本物!

普段から、通夜や葬儀に参列した時には
それぞれの斎場でパンフレットを貰っておくとか
社員に金額を聞いてみるという手もあります。

その際に気を付けなければいけないのは
式場の規模や、参列者の数などが違うと
かなりの差が生じてしまうということです。

見積りの際には、祭壇の大きさ、式場の規模、参列者の数など
最低限の想定はしておくべきです。

それから、もう一つ。

お金を掛ければ、良い葬儀が出来るかというと
これは、間違いです。

お金を掛けなくても納得のいく葬儀は可能ですし
逆に、葬儀を盛大に行ったことが原因で
参列者の対応ばかりに時間をとられ、悲しむ暇もなかった。。
という家族の声を聴くこともあります。

反対に、お金のことばかり気になって直葬で見送ってしまったけれど
あとになって、最後くらいちゃんと見送れば良かったと後悔したり。。

葬儀の形も、家族の形もそれぞれ異なるので
自分達に合った葬儀社を見つけるのは大変ですが
多くの葬儀社を見てきた筆者がお勧めするのは
地域に密着したサービスを行っている葬儀社です。

リピーターの多い葬儀社は間違いありません。

大々的に宣伝や、広報活動などしていなくても
地域に根付いて丁寧なサービスを行っている葬儀社は人気があります。

口コミを聞いて相談に来たお客様か、リピーターからの依頼がほとんど。

こういう葬儀社は、初めから良心的な価格設定になっていますし
仲介業者の紹介をあてにしなくても葬儀の依頼が入るので
仲介業者とは提携を結んでいない葬儀屋が多いんです。

もし、あなたの家の近くで
目星をつけている葬儀社があって
その葬儀社が仲介業者と提携していないなら
きっと、良い葬儀社だと思いますよ!

互助会はもう必要ない!

あなたは、冠婚葬祭の互助会に入会していますか?

筆者も、つい最近まで入会していました。
周りの知り合いも、大抵はどこかの互助会に入会しています。

もしもの時の為に、毎月掛け金を掛けてるから大丈夫という声をよく耳にします。

でも。。
本当に大丈夫でしょうか?

互助会の掛け金で葬儀費用は賄えない

互助会って、毎月の掛け金は少ないですよね?
最近はとくに、入会しやすいように掛け金が安くなっている気がします。

筆者の場合、1600円だったかな?
これが10年満期になったとして、金額は20万円に満たないんです。

1口では足りないから、もう1口加入しませんか?
これが、互助会の手法です。

2口、3口と加入し、これで安心と思っている高齢者が多いようですが。。
満期がきていたとしても、互助会の葬儀料金はこれでは足りません。

必ず追加料金が発生します。

互助会の葬儀費用は高い?

ハッキリ言っておきますが
互助会の葬儀費用は、一般の葬儀社より高めですよ!

互助会の会員だと、会員特典の割引が受けられるから
葬儀費用が安くなると思っている方は多いですが…
これ、間違いです。

実際に、互助会の葬儀社と個人の葬儀社の費用を比較してみれば分かります。

おまけに、互助会の料金設定って
もの凄く分かりにくいって知ってますか?

会員割引などが細かく設定せれているので
見積の詳細を説明して貰っても、何が何だか理解不能。

とにかく分かりにくい。。
わざと分かりにくくしてるのかな?と疑うレベルです。

互助会の葬儀費用が高い理由

互助会は、会員さんから集めたお金で
立派な斎場をどんどん建設してきました。

誰だって、利用する斎場は綺麗なほうが嬉しいに決まっています。

でも、考えてみてくださいね~!

斎場が増えれば増えるほど、実は凄い経費が掛かっているんですよ。。

建設費だけではありません。
斎場には、いつ誰が相談に来ても対応できるように
スタッフが常駐していますから、人件費が掛かりますし
斎場の維持費だって莫大です。

人が亡くなるのは予想がつかないので
夜でもお盆でもお正月でも、365日24時間待機して
葬儀の依頼を待つのが、葬儀社の仕事です。

斎場を作れば作るほど
莫大な維持費とコストが掛かっているのです。

それを理解していますか?

斎場は自宅の近くにある方が便利だし、綺麗な方が良いに決まっていますが
莫大な費用が掛かれば、葬儀の費用も高くなるのは当然ですよね~

互助会の葬儀の費用

筆者は互助会の葬儀社で働いていた時、身内の葬儀を行った経験があるのですが
この時は、家族葬に近い規模でも100万円は超えてしまいました。

筆者の場合、仕事をしていた関係で
入会しなくてはならなかったのですが
互助会を使うと葬儀費用が高くなってしまうと分かっていたので
2度目の身内の葬儀には互助会は使わず、50万円ほどでおさめました。

そして、満期になったのをきっかけに全て解約。
高い手数料を取られましたが、互助会は入会しても意味がないと判断しました。

互助会と専門の葬儀社の費用の比較

今、お世話になっている葬儀社なら
互助会の半分ほどの費用で葬儀が行えます。

自社の斎場を1つだけ保有し
手堅く個人で経営している葬儀社なので、圧倒的にコスパに優れていますし
とにかく、お客様への対応が丁寧です。

互助会に入会していれば、葬儀費用が安く抑えられるなんて
大きな間違いですよ!

ただ。。筆者の住む地域は、ちょっと特殊で
葬儀社のほとんどが互助会なので、他に選択肢がありません。

先日も、友人の母親が突然亡くなり
2つの葬儀社に出向いて見積りを貰っていましたが
どちらも互助会なので、金額はほぼ同じだったそうです。

こういう特殊な地域だと選択の余地はありませんが
ほとんどの地域では、互助会以外の葬儀社も存在しているはずです。

まとめ

葬儀の費用を安く抑えるコツは
とにかく事前相談で、見積りを比較すること。

仕事が忙しかったり、葬儀を行う予定の場所が遠い場合は
ネットの一括見積を利用し、比較検討することをお勧めします。

これが一番手っ取り早い方法です。

まだ、元気なのに葬儀の相談なんて縁起が悪いとか言っていると
その日は突然やってきます。

その時に、後悔しても遅いのです。

いつか必ず訪れるその日の為に
早いうちに準備しておいてください。

葬儀屋からのアドバイスです。